用語解説

SESや客先常駐でよく使われるキーワードの意味をまとめました。

  • バーチャルオフィス/レンタルオフィス

    事務所を時間単位でレンタルできるサービス。郵便物の受け取りも出来る。 会社の事務所に設定することができる。 事務所がほとんど必要ないSES企業は使ってる可能性あり。 事務所を契約する金が無いから利用しているのか、事務所が不要だから利用してるのかどっちだろう

  • SIer

    エスアイヤー

    システムインテグレーター(System Integrator)の略。 アホな解説サイトでたまにSler(エス・エル・イー・アール)と書いてることがある。 正式名称から分かる通りlと言う文字を使うことはありえない。Slerと書いてる時点でその解説は読まない方が良いだろう。 ちなみにSIerでも準委任契約や客先常駐はあるのでそれだけでSESと区別するのは難しい。 自称SIerの企業に入社したら4次請けで客先常駐エクセルスクショテストをさせられた人がいるとかいないとか…

  • SES

    エス・イー・エス

    System Engineering Serviceの略。言葉から分かる通り本来の意味に客先常駐かどうかは関係ない。 でも一般的にSES企業と言うと客先常駐の準委任契約と考えてよい。

  • 客先常駐

    エンジニアが顧客企業のオフィスに常駐して作業する働き方。

  • 単価連動型

    エンジニアの給与が顧客から受け取る月額単価の一定割合で決まる賃金体系。 基本的に単価連動型=高還元SES

  • 高還元SES

    単価連動型SESの中でも還元率の高いSES企業のこと。

  • 還元率

    売上(月額単価)のうち社員に還元する割合。マージン率とは別物 計算式に正確な定義は無い。 売上×還元率が額面給料の会社もあれば、還元率に交通費や会社負担分社会保険料、ボーナス積立金を含めている会社もある。 つまり還元率80%と言っても月の売上100万で額面給料80万の場合もあれば70万や60万になる場合もある

  • マージン率

    人材派遣の料金全体に占めるマージンの割合。正確な定義あるので調べてくれ。マージン率は公開義務がある。

  • みなし残業

    あらかじめ一定の残業時間分の賃金を固定で支給する制度。実際の残業時間がその範囲を超えると追加手当の支払い義務が発生する。SES企業でも超えた分を支払わないのは違法。

  • ベンチ/待機

    顧客先の案件が決まっておらず自社待機になっている状態。待機中も給料が変わらない会社もあれば、ボーナスを減らす、休職扱いにする会社等も存在する。待機が続くと自主退職を勧められるとかなんとか…

  • 持ち帰り案件

    客先常駐ではなく、受託開発として自社内でシステム開発を行う案件。

  • 参画

    案件に参加すること。SES業界では「〇月から新しい現場に参画する」などの形で使われる。

  • プロパー

    顧客企業の正社員を指す業界用語。SES社員と区別するために使われる。

  • ロースキル案件

    ロースキルの明確な定義はない。代表的なのは「コールセンター」「携帯ショップ」「家電量販店」。 テストや監視業務をロースキル扱いする人も居る。

  • 準委任契約

    成果物ではなく業務の遂行を約束する契約。SES企業ではだいたい月140時間~180時間の幅で契約する

  • 請負契約

    納期と成果物が決まってる契約。納期に間に合わなかったりバグだらけで完成しなかったりすると大変なことになる。

  • SES契約

    法律上そんな言葉は存在しない。SES企業の準委任契約の俗称。

  • エクセルスクショテスト

    ソフトウェアのテストの際にテスト結果の証拠としてスクリーンショットを取る事がある。そのスクショをエクセル貼り付ける作業をエクセルスクショテストと言う。 何百、何千というスクショを取る作業に精神が崩壊するとかしないとか