SESの詳細解説

SESとは

SES(システムエンジニアリングサービス)は、基本的に準委任契約で客先にエンジニアを派遣する会社です。

実際にはそうじゃない会社もあるけど、SES企業といえば技術者派遣を指すことがほとんどです。

契約形態

法律に関係する話なので詳しくは自分で調べて。ここでは超ざっくり違いが分かるように説明します。

準委任契約:SESでは基本的に時間契約。月140時間~180時間で〇万円という契約が多い。基本的には客先常駐になるが準委任契約=客先常駐ではない。

請負契約:納期と成果物が決まってる契約。時間契約じゃないので短時間で終わらせるほど利益が出る。逆に開発が上手くいかないと赤字になることもある。

派遣契約:時間契約。派遣先に指揮命令権がある。準委任契約との違いは難しいので自分で調べて。

SESがほぼ派遣会社と言われる理由は基本的に準委任契約で客先常駐しかしないからである。

正社員なのか?

SESはほぼ派遣と言われるから勘違いしがちですが正社員です。正社員なので待機(仕事が無い状態)でも給料がもらえます。但し待機期間に合わせてボーナスを減らしたり、待機中は手当を減らしたりして給料を下げる手法があります。

正社員型の派遣会社と何が違うかって?難しいことは聞かないで

SES社員が客先常駐するイメージ画像

商流とは

簡単に言うと間に会社が何社挟まってるか。客→一次請け(元請け)→二次請け→三次請け・・・と続いていく。

数字が小さいほど商流が浅い、数字が大きいほど商流が深いと言う。お客によっては「一社先まで」みたいな感じで商流制限する場合もある。

見て分かる通り商流が深いほど売上が下がる。

たまに二次請けの位置を元請け案件と言う企業が居るので注意。